コミックマーケット75 3日目に行ってきた

2日目は行かなくても問題なし、と判断して休み。
三日間中のジャンル配置が変更になったC74でも、2日目はジャンルが合わなくて行かなかった。そのときは三日間通しで行かないことの寂しさを感じる余裕があったけれど、今回は中休みができて助かった。

サッカー天皇杯準決勝の中継二試合を観たり、色々あって、19時にプリンタの再インストールをすることから3日目のサークルチェックを始めた。
サークルマップをプリントしたのは深夜1時過ぎ。

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コミックマーケット75 1日目に行ってきた

今回のコミケはネット環境の不調もあってCD-ROM版のカタログチェックがまったくできず、あとになって考えてみれば、PCが使えないことが分かってるんだから冊子を買えばよかったんだが、そんなことに頭が回らないくらい余裕がなかった。

Leaf/Aquaplusの出展もないし、行かなくてもいいかって考えてたところに、前日になってネット環境が復活、夜になってCD-ROMをインストールしたら、前回のリカバリで以前のチェックリストのデータが吹っ飛んでいるのに気づく始末。

気を取り直して、一からサークルチェックしてる時間はないから、「特撮・SF・ファンタジー」と「鉄道・旅行・メカミリ」の二つのジャンルだけをチェックして、サークルの卓番と名前をチラシの裏にメモして準備完了。

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全姉連総本部『全姉連会報 第6号』

コミックマーケット71の収穫、その16。

Zennane_6 全姉連総本部『全姉連会報 第6号』。300円。
表紙に「姉属性専門誌」とあるように、つまり、そういう同人誌。著者は全姉連総裁。

B5版のオフセットで、表紙のみカラー。全24ページ。
活字は横書きで、イラスト寄稿と引用カット数点あり。

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君のエロゲ手に入れた後に愛の論理確かめたら

みなとそふとのデビューソフト、『君が主で執事が俺で』。

5月25日の発売に先駆けて、体験版が公開された。
公開日の13日には重くてファイルを落とせなかったという事実が、このソフトの注目度を物語っている。
それだけで俺は満足。

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コミックチャージ試読会に行ってきた

3月18日、コミックチャージ試読会に行ってきた。

コミックチャージは3月20日創刊の、角川書店初の青年コミック誌。
その発売前に、試読会なる謎の催しがあるというので、応募して、当選した。

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大日本魯介漫画振興会『シュミの西川魯介用語事典』

コミックマーケット71の収穫、その10。

C71_rosuke_dict 大日本魯介漫画振興会の西川魯介漫画元ネタ調査本『シュミの西川魯介用語事典』。

前回あたりからこれ以降、俺個人の趣味がどんどん強くなっていく模様。

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海野螢『めもり星人』

フクヤジョウジは、講談社の月刊コミック誌、アフタヌーンの四季賞において、
1998年春 「まりあの受胎」で佳作
98年夏 「月夜に釜を掘り出す」で佳作
98年秋 「ボクたちのカリスマ」で佳作
99年春 「オヤスミナサイ」で四季大賞を受賞して掲載され、一般誌デビューを果たした。

しかして、その実体は!
海野螢の別名義だった。

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May the るー be with You

コミックマーケット71の出展情報。

Leaf/Aquaplusは、
・甘露樹画集『Leaf Illustrations Tatsuki Amaduyu  Edition 1998-2006』
・コミックマーケット71限定 紙袋セット
・新作アレンジCD『オムレツ』≪C71限定パッケージ≫
ホイ、早起き確定。初日にするか、2日目にするか。

フロンティアワークスは、
・『OVA ToHeart2』(新録オリジナルドラマ、新録Radio ToHeart2)
列が空いていたら。

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ご九条生徒会

今冬発売予定のPCゲーム『ToHeart2~Another Days~』。
『ToHeart2』で、貴明がどのヒロインとも結ばれないルート(ある意味雄二エンド)の続きとして、季節は秋で、本編のサブキャラクターとの物語が描かれる模様。
そうすると、ED後はクリスマス、になるかな。

メインシナリオを三宅章介が担当。三宅の持ち味に合わせて、ゲームシステムをAVG形式に変更。
但し、このみとタマ姉のルートと、郁乃のルートは前作との関わり抜きにできないので、他のシナリオとは別の流れで従来のビジュアルノヴェル形式、と。

三宅は、前作で姫百合姉妹とるーこ、そしてささらルートのシナリオを担当した。グダグダした部分が持ち味でもあり、不安材料でもあり…、というか、タマ姉のキャラクターを改変して出演させるのは止めてくれ~。

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Guerilla Stunt Studio『宇宙ジャロ大全集』

コミックマーケット70の収穫、その11。そろそろ、このシリーズも最後。

C70_space_jaro Guerilla Stunt Studioのコミック同人誌『宇宙ジャロ大全集』。著者はカシマミ。

カタログでカット絵と著者名を見て、あっと思ってチェックした。

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秋茄子はタマ姉に食わすな

うひー。
Leaf関連でニュースが続いた。

まずは、OVA版『ToHeart2』の制作発表。今冬発売予定で、全三巻予定。
キャラクター設定画を見ただけでは、なんとも言えない。TV版の設定もそんなに悪くなかったもの。

そして、前々から予告のあった『ToHeart2 Another Days』が正式発表。こちらも今冬発売予定。
『ToHeart2』で人気のあったサブキャラ、まーりゃん先輩、ちゃる&よっち、菜々子、郁乃、シルファ、そして謎の転校生にして既に正体バレバレのはるみを主役に据えた、ADVになる。
てことで、カワタヒサシ、みつみ美里キャラがメインになるわけだが、なかむらたけしは隠しキャラで仕事してくれるんだろうか。

最後は来年予定の新作3DRPG『君が呼ぶ、メギドの丘で』。
ex-アリスソフトのKarenをメイン原画に迎え、Leafの原画師4人も参加。その期待と不安が3:7くらいか。

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愛情が強すぎて リアルよりも強すぎて

音泉が復活した。
配信停止中の番組も、期間を延長して聴けるようになってる。

どうせなら、今後も2~3回分の放送をストックしておいてもらいたい。
満たされた民衆は、欲望を拡大するのよ。

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Bauhaus『Welcome to My World 2』

コミックマーケット70の収穫、その4。

C70_batman Bauhaus『Welcome to My World 2』は、米国製のTVアニメ『バットマン・ザ・フューチャー(原題:Batman Beyond)』の同人誌。

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明智抄公認FC明智事務所『明智抄インタビュー』

コミックマーケット70の収穫、その3。

C70_akechi 明智抄という漫画家を知っているだろうか。
白泉社系の雑誌で、「始末人シリーズ」や『サンプル・キティ』といった、風変わりな少女漫画を連載していた人だ。

作品をひと口で説明するのは難しい。その読後感は、なぜかSFマインドに訴えかけてくる。
その明智のインタヴュウを収録した同人誌があったので、迷わず買った。

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水上悟志『散人左道』

Sanjin_sado 水上悟志の『惑星のさみだれ』をタイトル買いして、気に入ったので、それ以前に連載していた『散人左道』も読んだ。全二巻。

水上は、月刊アワーズ2002年3月増刊号でデビュー。数本の読み切りを描いたあと、同年11月号より『散人左道』を連載開始。
当初、短期集中の予定が、全二十一話の連載となった。

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おとといはLeaf、昨日はSF、今日はタマ姉 その3

8月13日、コミックマーケット70 3日目。一般参加。

3日目のカタログチェックが、なかなか終わらんかった。
つまり、属性が合致して確認したいサークル数が多く、行く/行かないの判断基準をシビアに設けなければならなくて、諸々の作業時間が長くなった。
カタログでのチェックが済んだら、自分なりのWeb上のサークル情報を集めて、それも組み込んで、全部終わったのが前日の24時。

結果、チェックしたものを並べただけのリストになってしまったことに反省。

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おとといはLeaf、昨日はSF、今日はタマ姉 その1

8月11日、コミックマーケット70 1日目。一般参加。
コミケに行くのは今回で5回目、くらいかな。

C70_cata 今まで、紙カタログしか買ったことがなかった。俺は紙媒体が好きで、アナログ属性で、機械を信用していないから。
ところがここ数回、ともえさんがCD-ROM版で作ったサークルチェックリストを見せてもらって、見易いし使い易いし、サークル情報+αの価値があると知り、初めてCD-ROM版カタログを購入、使ってみた次第。

いやー、便利だわ。
面白くて全サークルに目を通したお陰で、普通だったら見落としていたサークルの存在に気づくこともできた。

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SFや ああSFや SFや その8

7月8日? 27:30-29:00。第45回日本SF大会ずんこん、6コマ目。
エロマンガ この10年の栄枯盛衰。

分科会企画としては、最後のコマ。
松島まで来て、夜中にエロ漫画かよ、というツッコミは不可。
むしろ、だからこそ、と言いたい。

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SFや ああSFや SFや その4

7月8日18:45-19:30。第45回日本SF大会ずんこん
星雲賞授賞式。

19:30-21:30。
星雲賞受賞パーティ。

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SFや ああSFや SFや その3

7月8日17:00-18:30。第45回日本SF大会ずんこん、2コマ目。

ぶらぶら。

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まかせてイルふぁ!

今秋発売予定のPS2ソフト『Quartett! The Stage of Love』(PrincessSoft)。
リ・スウファ役に生天目仁美。

生天目は、一時期の川澄綾子や中原麻衣のような派手さはないが、それでも今が旬の声優に間違いない。

そして、俺はいつになったら、押入れにあるPC版『Qartett!』(Littlewitch)をプレイできるのだろうか?

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三宅大志『すぱすぱ Special Edition』

三宅大志のコミック『すぱすぱ Special Edition』(富士見書房)。

『すぱすぱ』は月刊コミックドラゴン2002年11月号で連載開始、途中で掲載誌を月刊ドラゴンエイジに移し、06年1月号で完結した。
と思いきや、ドラゴンエイジ2月号増刊のPure! Vol.01に「本当の最終回」が掲載された。

角川系だもの、色々あるさ。

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向坂で生まれた女

週刊少年マガジンに連載中の久米田康治のコミック『さよなら絶望先生』で、「原作通り」というネタをやってた。

俺も『Gift』や『つよきす』や『乙女はお姉さまに恋してる』のTVアニメ化に際しての、理不尽なキャスト変更には憤慨していたのでね。
キャスト変更そのものは今に始まったことでないにせよ、原作通りにするのが最善だと盲信するのではないにせよ、製作に噛んでる会社の声優ユニットを売り出す道具として、原作ゲームを支持してきたファンの気持ちを蔑ろにするような行為は止めてもらいたい。

馴れ合いで成立してる市場なんだからさ。

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高橋葉介『夢幻紳士【幻想篇】』

とらのあな発行の情報誌、とらだよ Vol.64。
いつもの如く、伊藤静のコラム「しゅちにくりんでいこう」のページを開いたら、左のページに目を惹かれた。

そこは門脇舞のコラム「まんが魂すみろっく」のページで、舞太の描いた夢幻魔実也のイラストカットに思わず反応してしまったのだった。
コラムの内容も『夢幻紳士』の単行本についてのもので、舞太は小さい頃に「冒険編」を読んでいたとのこと。

正直、今まで門脇舞の仕事を意識したことはなかったが、『夢幻紳士』を愛読してるなら話は別だ。これから応援しよう。

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『神戸在住』最終回と『世界の果てまで何マイル』

コミック誌、月刊アフタヌーン2006年5月号で、木村紺の連載『神戸在住』が最終回を迎えた。
97年に同作で四季賞を受賞、翌年に連載が始まっている。途中に休みを入れながら、全89話。

内容は:
東京から家族ごと神戸に越してきた少女、辰木桂の視点で、彼女が大学で美術を学びながら、同級生や周囲の人たちと交わる様を描く、ノンフィクション風の漫画。
桂という異邦人の新鮮な眼差しを通して、神戸の風景や文化を紹介する側面も持つ。
基本的に一話完結で、ベタとトーンを用いない派手さを抑えた絵と、桂のモノローグと、ささやかにつづられる日常の物語が上手く合っていた。

純粋で素朴に過ぎる桂のキャラクターがファンタジックなことを除けば、アフタヌーンという雑誌の中では数少ない、現代の日常を描いた作品になる。
アフタヌーンには、古くは『酒場ミモザ』や『スミレ画報』といった、関西圏を舞台にした佳作作品の歴史があって、今回の『神戸在住』の終了でそれが途切れてしまうという意味でも、寂しくなる。

とはいえ、桂の大学卒業と就職を区切りとしてるから、引き際としては正しい。
引き際を見失った某人気作品のことを思えば。

俺はいつも、北村薫のミステリ小説「円紫さんとわたし」シリーズのヒロインと辰木桂のキャラクターを、勝手にダブらせて読んでいた。

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九百人の春夏さん

先日、抱き枕を幾つ持ってるのか、と訊かれた。

電撃G's Festivalの付録のをひとつ洒落で買っただけで、他には持っていない。
まったく、俺を何だと思っているんだ。

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水上悟志『惑星のさみだれ 1』

Samidare_01 (主に)SFコミックを思いつくままに紹介してみるシリーズ。
まずは水上悟志の『惑星(ほし)のさみだれ 1』(少年画報社、2006年3月発行)だ。
ヤングキングアワーズ05年6~12月号掲載の8話分を収録。どこかの号で2話同時掲載されたのか?

書店の棚で、タイトルを見て引っこ抜き、表紙を見て購入を決意。
少年画報社のSF系コミックでは、雰囲気先行で突っ走って後半グダグダのものが多く、設定がしっかりしたものほど支援を受けられずに尻すぼみ‥‥という作品を幾つか見てきたので、不安はあった。
でも、『さみだれ』はいいペースで物語が進行していて、SF要素抜きにしても漫画として普通に面白い。

『超人ロック』の画報社復帰あたりから、編集部の方針に変更があったのかしら?

『惑星のさみだれ』は、とらのあな発行の情報誌、とらだよ Vol.61掲載の、倉田英之のコラム「漫道」でも紹介された。

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Brand New Leaf 17に行ってきた

そういえば書いてなかった。
5月5日、東京ビッグサイトから都参貿にジョウントして、Leaf作品オンリー同人即売会Brand New Leaf 17に行ってきた。

Bnl17

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「WHF有明14」と「COMITIA76」に行ってきた ver.1.1

Whf_a14_comitia76 5月5日、東京ビッグサイトで開催の「ワールドホビーフェスティバル有明14」と「コミティア76」に行ってきた。

WHF有明14
東6ホール 11:00~16:30 入場料 1,000円

コミティア76
東4ホール 11:00~15:30 ガイドブック 700円

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今井哲也「トラベラー」 雑記 ver.1.5

siki_2005w月刊アフタヌーン 2006年4月号付録の四季賞ポータブル
これは、アフタヌーンの誇る、いや、全コミック誌の誇るべきコミック新人賞、四季賞の、2005冬のコンテスト(選考:かわぐちかいじ)で四季大賞を受賞した今井哲也の「トラベラー」(132ページ)とかわぐちかいじ特別賞を受賞した篠崎司・秋野めぐるの「女王の傷」(60ページ)を収録したB6版の別冊だ。

アフタヌーン誌は、かつて1,000ページ超を誇った頃には四季賞受賞作品を精力的に掲載してたし、スリム化して以降はシーズン増刊を発行して、やはり四季賞出身作家の作品の紹介に努めていた。
そのシーズン増刊も休刊して、四季賞作品の受け皿がなくなったなー、と思っていたら、今回の別冊付録。
四季賞作品ファンとしてはありがたいことだ。

「トラベラー」本編は:
バンド活動と恋人のサエ。どちらも良好な状態にあった高校生の主人公、ユウは、ライヴの帰り道、とある実験に巻き込まれる。
そしてユウが目を覚ますと、4ヶ月後の10月の日常だった。
登校し、混乱しながらも、事実の確認に奔走するユウ。
4ヶ月後の世界では、ユウはバンドを抜け、サエとも別れていた。この現実に満足できないユウは、あの晩、実験をしていた男、高瀬を見つけ、元の世界に戻る方法を模索する‥‥。

素晴らしいのはここから。
ユウは、元の世界に戻ることを前提としながらも、サエの為に曲を書き、バンドに復帰し、音楽イヴェントで演奏する。
今のユウが4ヶ月前から来たと信じたサエは、ユウの曲を聴き、イヴェントを終えたユウに別れを告げる。
そしてユウは高瀬の協力で、元の(と思われる)4ヶ月前の世界に無事に帰る。

えー、つまりね、普通だったら、タイムスリップモノは過去の過ちをやり直す為に時間跳躍ギミックが使われるの。
『ドラえもん』でも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも『夏への扉』でもそう。
現実の自分の立場をより良くする為の、利己的な行動。

「トラベラー」では、ユウは事故に巻き込まれる形で未来へ飛ばされ、自分の望まない未来を見ることになる。そこで壊れた関係を回復しようとする行為は、いずれ元の時間に戻るユウには直接の利益をもたらさない。
ただ、自分がそうしたいから、そうでありたいと願うから、努力する。
みっともなくても、そのユウの姿は清々しく、無駄なことと知りながら足掻く行動は、青春ってそういうことだろ、突き詰めれば生きるってそういうことだろ、と問いかけているようにも見える。
だから、かつてベンチャー会社を起業して成功を収めたものの、今はうだつの上がらない生活を送る高瀬の心にも響く。

100ページの大ゴマがいい。114ページの、ユウがサエにかける最後の言葉、それに応えたサエの独り言。素晴らしい。
最後の1コマ、ユウの持つ、二人のサエからの贈り物の意味を考えてみよう。
泣けてくる。泣かないけどな。

SF設定を突っ込めば、未来の時間にいたユウはどこに行ったのかという問題は説明のつかないまま。日常の物語なので、芹沢博士や田所博士のような便利な人物は登場しない。
あと、実験で同じ条件を再現したら、4ヶ月前に戻るんじゃなくて、さらに4ヶ月後に飛んじゃうんじゃないか、なんて野暮なツッコミも無しの方向で。
この漫画の主眼はユウの行動を描くことで、SF設定を説明することじゃないんだから。
ただ、時間跳躍というSF設定抜きにこの話は成立しないし、細かな説明抜きにその設定を使っても受け入れられる、今ならではの作品ではある。

新人の作品を褒めてばかりいるのも癪なので。
クライマックスの歌。歌詞が稚拙なのが瑕だ。漫画は全方位の才能を要求されるジャンルだから仕方ないか。
あの歌がサエに届いたのなら、それでいいんだ。

唐突だが、TVアニメ『うる星やつら』第130話「異次元空間 ダーリンはどこだっちゃ!?」を思い出した。
この回は制作がぴえろ→ディーンに、監督が押井守→やまざきかずおに移行した、初めての回。
というより、脚本の浅野佑美って高×明美の変名だよな。

優しすぎるダーリンじゃ、駄目なんだよ。

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サミュエル・R・ディレイニー『バベル-17』 雑記

古典ミステリの後に読むのに、王道SFを考えて、サミュエル・R・ディレイニー Samuel R. Delany のSF小説『バベル-17 Babel-17』(’66年、米)を選んだ。
大鉄人でもなく、エルフでもなく、はるかでもなく。

本編の解説の前に、まず、ディレイニーという作家について説明しよう。
ディレイニーの特性を三つ挙げるなら、米国黒人であること、SF作家であること、そしてゲイであること。
いずれの要素も、存在としてマイナーであることを運命づけられている。
そして、表現する行為に告白という性質が含まれている以上、作家が悲劇性を背負っていればいるほど、その作品は面白くなる。「おもいっきり生電話」がエンタテインメントであるのと同じ理由だよ。
第三者としての無責任な意見だが、マイナーの三乗という属性を持ったディレイニーの書く作品が、面白くならない筈がない。

文芸誌『ユリイカ 1995年11月臨時増刊号 ゲイ短編小説アンソロジー』の、ポール・ラッセル Paul Russell の「ゲイ作家16」によると、ディレイニーは10歳のときに自身がゲイであると自覚したという。
1961年、19歳のときに、ユダヤ系白人女性のマリリン・ハッカーと結婚。ディレイニーは、妊娠した妻にゲイであることをカミング・アウトする。ひでぇ。
二人は80年に離婚。

90年代にガラージュ系のハウス・ディスコを浴びるほど聴いていた俺にとって、米国黒人がゲイであることに違和感はない。あの頃、ハウスDJの死亡記事を読むと、死因は大概エイズだった。
しかし、60年代に黒人がゲイであることは、異端であることに他ならなかった。
というのも、時は公民権運動の真最中。黒人は自らが黒人であることを誇示した。ニーナ・シモン Nina Simone が名曲 'To be Young, Gifted & Black' を歌ったのが69年だ。
そんな黒人たちにとって、ホモセクシュアルは堕落した白人文化を象徴するものであり、誇り高き黒人にはホモセクシュアルは存在しない、とされていたという。従って、ゲイの黒人の存在は重大な裏切り行為を意味するものであり、その事実が発覚すると、厳しく迫害された。

『バベル-17』はゲイ小説ではない。ゲイ作家が書くものがゲイ小説でなければならないという法はないし、ヘテロの作家がゲイ作品を扱う場合だって多々ある。
実際、巻末の解説にもディレイニーがゲイであることは書かれていないし、その事実を知らずに読んでも、『バベル-17』は充分に面白い作品だ。
しかし、ゲイであることに起因するディレイニーの受難経験が作品に反映されるのは、自然なことだろう。

内容は:
同盟軍の勢力圏内で頻発する事故。その前後に観測される謎の通信は「バベル-17」と名付けられ、敵対するインヴェイダーの侵略と関係付けられた。
バベル-17の謎の解読に挑むのは、詩人であり言語学の天才、リドラ・ウォン。リドラは仲間を集め、宇宙船ランボー号で宇宙に飛び出す。しかし、クルーの中に潜むインヴェイダーの手先により、一行は度々危機に直面しながら、次第に事件の真相に迫っていく‥‥。

5部で構成され、各部の冒頭には、ディレイニーの妻、マリリン・ハッカーの詩が引用されている。
バベル-17が暗号であること、その謎に挑むのが言語学に秀でたリドラであることから、この作品では「言語」が重要な要素を占める。宇宙船ランボー号の名前も、もちろん詩人のランボーを意識してる。
リドラがバベル-17の思考様式を修得することで思考速度を上げ、天才的な戦術で危機を乗り越えるシーンが好きだ。

普段喋ったり読み書きする言語の種類によって思考様式が(ある程度)規定されるというのは、例えばアルファベット圏とか漢字圏とか、あるでしょう?
アイザック・アシモフ Isaac Asimov のSF小説『ファウンデーション』シリーズの2作目だったか3作目だったかでも、同様の設定が中途半端に使われていた。アシモフは、発想はいいのにそれを活かし切れないというか、途中で飽きて設定を忘れちゃうようなところがある。
その点、ディレイニーは、バベル-17を主軸に置き、言語をSF的に拡大して魅力的な物語に仕上げた。見事。

登場人物も魅力的だ。
リドラはランボー号のクルーを探し歩き、爬虫類型の異形の人類を選抜していく。
この場面に、寺沢武一のSFコミック『コブラ』で、コブラが海賊ギルドの幹部、サラマンダーを倒す為の仲間を探す場面を思い出した。武一さん、案外この辺りがヒントだったかも。
人類の危機を救うため、美貌のリドラが信じ共に戦うのが異形の仲間で、旅の過程で出会った人間はリドラ達を裏切る、という歪な構造。そして急展開の結末。
そこに俺は、ディレイニーの小説の外での立場を読み込んでしまう。所属する共同体から疎外されたディレイニー。

ディレイニーブルー。なんちって。

『バベル-17』は1966年度のネビュラ賞を受賞。邦訳は’77年、岡部宏之の安定した翻訳。
ディレイニー作品では、かつて伊藤典夫渾身の翻訳、『アインシュタイン交点 The Einstein Intersection』(’67年、米)を読んで、内容を読み切れなかったという苦い経験があるだけに及び腰だったが、『バベル-17』は素直に楽しめた。
『アインシュタイン交点』は、ジェイムズ・ジョイス James Joyce の小説『フィネガンズ・ウェイク Finnegans Wake』(’33年)と双璧の難関だよ。いずれ再挑戦して、勝つつもりだが。

babel17

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環、千里を走る。

ゲーム本編やってる暇がねええーッ!
とか言いつつ、新しいことに手出してたりして。始末に負えんな、俺。

Webラジオ、Radio ToHeart2 第15回。アニメイトTV音泉
特にこれといった話題もなく、伊藤静(向坂環)と落合祐里香(柚原このみ)の正月の過ごし方をダラダラと。
落合は、HPのブログにも書いてたダイエット合宿の模様を話す。写真を見る限り、落合がダイエットをしたがる理由が分からんのだがね。不健康な理由からでなければいいのが。

文化放送、仁美と有佳のどらごんデンタルクリニック
この番組は、ラジオなのに生天目仁美(十波由真)と猪口有佳が女医&ナースコスで収録しているのだが、生天目が普段座り方がだらしないからスカートからパンツが見えてる、と猪口から驚愕の指摘が!
それはともかく、どらデン100回記念に公開録音、仁美と有佳のどらごんデンタルクリニック・祝!100回記念公開診察 in 文化放送が決定。患者の皆さんは申し込もう。
この番組のそもそものきっかけである『まぶらほ』のDVD-BOXの発売と公録と、なにやら動きが慌ただしいのは、『まぶらほ』続編の前触れなのか?

生天目といえば、HPなばんちで、1月9・10日、ファミコンソフト『迷宮組曲』をクリアしたとの報告に、ゲーマーから称賛の声が。この子はホントにファミコンが好きだな。
って、今度は『キャッスルエクセレント』かよ。

湖西晶原作の4コマ漫画『かみさまのいうとおり!』がドラマCD化。4月だから、まだ先だ。
俺の気になるキャストは、伊藤静と生天目仁美だな。
これ、原作知らないんだけど、エロいの? エロいのを期待してもいいの?
マリン・エンタテインメントの製品を買ったことがないから、ちと不安。

そういえば昨年末、ドラマCD『ちとせげっちゅ!』を買ったよ。
真島悦也原作の4コマ漫画で、「暴走、恋する小学生!」「柏原君のお見合い」「風雲、大運動会!」の全3話収録。約60分。
脚本は、脚本家グループぶらざあのっぽの鈴木雅詞と香村純子。
鈴木は正確にはぶらざあのっぽ出身で、最近では、TVアニメ『Shuffle!』のシリーズ構成の仕事が忘れられない。ギャグからシリアスまでこなす。
香村は『マリア様がみてる』のドラマCDを手掛けたようだが、聴いてないから分からない。
主題歌は同人界の歌姫、片霧烈火。1月25日にフルアルバムを発売する。

堀江由衣が珍しく小学生役で、テンションの高い演技を聴かせる。
生天目の演じる藤麻子は、彼氏のいない行き遅れの先生、というリアリティある役。準主役の活躍。
伊藤静の演じる後輩先生は、3話の運動会で実況するシーンが、状況説明型ツッコミの伊藤にピッタリだ。
つか、生天目が先輩で伊藤が後輩というキャスティングは、Webラジオ『開運野望神社』のまんまじゃん。だがそれがいい。
しかし、このCDで最大の聴き所は、能登麻美子演じるみさきちゃんだ。ちとせの友達だから小学生なんだけど、そんな設定お構いなしの能登っぷり。他の人の演技と異質なのに調和している不思議。ドラマCDという媒体だから、能登の特質が良く分かる。
緒方賢一が楽しそうにやってる。他、佐藤利奈(草壁優季)も出演。

というわけで、意外と楽しめた。が、2,940円という価格設定には疑問を感じる。どうも、チェンバースレコーズ製品の価格には割高感がある。

titose_cd画像は、『ちとせげっちゅ!』ドラマCDと、特典のブックカバー。あ、原作読んでないや。

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海野螢『空想少女綺譚』 感想

海野螢の3冊目の成年コミック『空想少女綺譚』(04年、宙出版)。全9編の短編集。
雑誌掲載、アンソロ掲載作品をまとめたもので、ふゅーじょんぷろだくとのパイク誌の98年モノが海野の幻のデビュー作とのこと。あとは、松文館の6編と宙出版の2編が03~04年。

以下、一口コメント。

1 「夏のロボット」 玩具のロボットを巡った果てに少年と少女がムニャムニャ。ロボットの名前が「ロビイ」だったり、遊びはあるものの、SFではない。
2 「片眼で覗いた世界のカタチ」 眼帯少女且つ兄妹モノ。眼帯である必然性を律儀に盛り込むところが海野さんらしい。
3 「ヒトヅママルインチュウトウブ」  珍しくはっちゃけた作風。楽屋オチだし。この本で一番好き。
4 「ペットロボットは思春期娘の夢を見るか?」 ペットロボットのAIに情緒反応回路=チュリング回路という設定を持ってくるところがツボ。勿論、チューリング・マシンが元ネタ。
5 「青い鳥探して」 主役の女の子がエッチシーンを見てる側、というのが面白い。
6 「五月の赤とんぼ」 これも主役の女の子が見てる側。でも、流れがちとキツイ、か。
7 「終の住処」 姉弟モノ、オカルト風味。単行本タイトルの「綺譚」が一番ピッタリくる。
8 「たったひとりの参観日」 教師×女生徒モノ、でタイトルから察せる感じで。
9 「われはロボット」 これが幻のデビュー作。なだけに、容赦のない直球SF。三原則でロビイで。

毎度のことながら、ヒロインはみんなショートカット貧乳キャラ。

なんだか最近は、ある作品をダシにしてSF作品を紹介するのが当ブログの芸風になりつつあるが。
最も有名なSF作家の1人、Isaac Asimovの代表作『われはロボット I, Robot』(’50年、米)は、1940~50年に発表された全9編の短編集。
有名な「ロボット工学の三原則」は、ここで生まれた。

記念すべきロボットモノ第1作「ロビイ Robbie」は、子守りロボット、ロビイと少女の交流を描いたもの。
アシモフという作家は、三原則のように、自分で設定したルールの枠の裏をかく物語を書くのが得意だ。その意味で、『ジョジョ』的。
アシモフは長編になると破綻するから、短編の方がアイディアを活かせていいよね。

ちなみに俺は、石森章太郎のコミック『サイボーグ009 神々との戦い篇』(’70年)のギルモア博士の解説で、ロボット三原則を知った口だ。

kuusou

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『Heart&Heart Ⅱ』に行ってきた

11月23日、『Heart&Heart Ⅱ』に行ってきた。
もちろん、PS2ゲーム『ToHeart2』のオンリー同人即売会だ。

会場は東京都立産業貿易センター。毎度お馴染みの、と思い込んでて、嫌な予感がして出掛ける直前に確認したら、今回は浜松町じゃなくて台東の方だった。
台東館に行くのは初めてだ。

正直、過去に『Heart&Heart』、『好き好きタマおねえちゃん大作戦』と一般参加してきて、だんだん会場の雰囲気が悪くなってる。
サイトのBBSを読んでも分かる通り、主催者-サークル間の連絡が上手く行ってない。つか、主催者の対応が遅い。これが今回だけに限ったことじゃなく、毎回のことだから、欠席サークル増→来場者減→参加サークル減、という悪循環にはまり込んでるように見える。
そりゃ、個人で仕切ってるイヴェントだもの、色々大変だとは思うよ。でもさ、現状じゃ、同好の士に見てもらいたいと思って参加してるサークルが可哀想だよ。

『Heart&Heart Ⅱ』は、募集150スペース、カタログ掲載のサークルが40弱、俺が着いた14:00に会場に居たサークルが15。
これで入場カタログ代が500円。どうにもなんないでしょ。
由真本の薄いのを2冊購入。

何でお前は文句言いつつ足運んでるんだ、と訊かれれば、(ソフトに対する)義理から、ということになるだろうか。

で、物足りなかったから下の階で開催してた『こ~みっく』にも入場した。
こちらは、今回が初開催のイヴェント。だと、カタログ買ってから知った。

>インフォメーション>イベント情報の下の方に開催理念が表明されていて、その意気込みがイイ!
当初は500スペース募集してて、結局カタログに掲載されたのが140強。当日は100前後のサークルが居たんじゃないかな。
それでカタログ代が300円。頑張ってるよ。次も頑張れ。

ひと通り回ってから、思想脳労の『機動戦士Zガンダム全話解説本』を購入。
’02年の冬に発行された80ページ超の本で、各話について「OP語り」「タイトル」「評価」「あらすじ」「解説」「ED語り」「一言&重箱の隅つつき」「次回予告」「名言集」が紹介されてて、資料性とオタク性を併せ持つ有難い本だ。俺の周りの人らはとっくに持ってるんだろうなあ。

本を受け取るとき、突然、サークルさんから「映画どうでした?」。
そりゃ、この時期にこんな本買ってりゃそう思うわな。
ということで、しばらくの間、TV版と劇場版の『Z』、福田ガンダム、何故今『Z』なのか、『Ⅲ』はどうなるか、今後の富野監督の活動、などについて熱く語り合った。
俺の意見は既にブログで書いた通り。サークルさんも大体同意見だった。
どうやら『Ⅱ』は『Ⅰ』ほど客足が思わしくないようで、フォウの出ない『Ⅲ』は更に厳しいかもしれないがハマーン様がいるからなあ。とか、メガバズーカランチャーをアーガマに装備しないで百式に持たせる意味が分からん。とか。
劇場版『Z』の解説本をリクエストしたら、サークル内部に反発があるから難しいそうだ。

更に下の階ではローゼンメイデンオンリーイヴェント『薔薇乙女の宴』を開催してた。主催はケットコム。
こちらは活況を呈していて、カタログ完売で入場フリー、多くの華やかなコスプレイヤーも含めて、賑わっていた。
でも属性が違うから、見て回っただけ。

z_guide

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ピーキー過ぎて貴明には無理だぜ

週刊『ToHeart2』#6。

12月9日のXデイには有給取るつもりでいたら、その日を中心に前後1週間に抜けられない仕事が。
いや、伊藤静も、自分より仕事を選ぶ人が好き、って言ってたしな。
うわあぁぁぁあん。

来週は『ToHeart2』関連の予定が多い。
11月21日、電撃大王1月号。付録『ToHeart2』マウスパッド。絵柄はここのこのみの絵と同じか?
11月23日、都参貿でToHeart2オンリー同人誌即売会Heart&HeartⅡ
ここは相変わらずサイトの告知に不備があって、参加するつもりでも意欲が減退してしまう。それにしても、早くも久寿川ささらでキャラ申請してるサークルがあって、天晴。
同じく23日、F.I.X.Recordsより、『ToHeart2 Character Songs』。元々はゲームのキャラクターのBGMに歌詞をつけたものなので、歌いづらそう。ということにしておこう。
11月25日、いよいよ『ToHeart2 デスクトップアクセサリー』の発売。俺は、初回版のバインダーを手に出来るのだろうか。どうしても欲しいわけではないが。これは18禁じゃない。ないが、タマ姉の水着が! 水着姿があるのだよ!
同じく25日、ジェネオン・エンタテイメントより、TVアニメ『ToHeart2』主題歌マキシシングル
池田春菜のOP「Hello」とSuaraのED「トモシビ」のカップリング。

すっかり遅くなったコミック感想。
メディアワークスの御形屋はるか『ToHeart2 1』。
正直、絵柄が気に入らなくて、きちんと読んでいなかった。ほら、『ToHeart2』はやっぱり、原画の魅力が大きいからさ。
でも、いざ読んでみると、良かった。原作ゲームは、複数ヒロインのルートに分岐後はそれぞれのエピソードが交わることなく並行して進むわけだけれども、そこを整理して頑張っている。
7話収録で、1・2話がこのみ、3・4話がタマ姉、5話が新学期、6・7話がいいんちょ。このペースでは最後まで何年かかるか知れないが、ゲーム版のエンディングまで描く気はないのかもしれない。現在の掲載話では、ゲームにないオリジナルエピソードを盛り込んでいることだし。
それ以前に、『電撃大王』のことだから、別のメディアミックス作品に押し退けられるか。

スクウェア・エニックスのきたうみつな『ToHeart2 -colorful note- vol.1』。
この作者のコミックを読むのは初めてだけど、上手いね、この人。絵は目が大きくて少女漫画風。貴明の顔が可愛らしくて、抵抗がある。
上手いと言うのは絵じゃなくて、話の再構成の仕方。全6話収録で、1話でこのみ、2話でいいんちょ、3話でるーこ、4・5話でタマ姉、6話で新学期。6話のラストシーン、校庭で貴明と各ヒロインが一堂に会するところなんか、ベタでも、単行本としての引きにもなってる。
複数のキャラルートを1本のリニアな物語にまとめる手腕には、今後も期待できそう。

TVアニメ『ToHeart2』#6「七輪と少女」。
今回はるーこが主役。PS2版ではいいんちょ、タマ姉に次ぐ人気を誇るキャラだ。
PS2版をプレイしてないと、「うー」とか「るー」とか「るーの力」が理解し辛いんじゃないかな。特殊な言語を喋るキャラなんだから。
前回の花梨の回同様、上手くまとめてきたけれども、上記コミック2種を読んだ後では、新人同様の作家に負けない作品作りを期待したくなる。
例えばDVD化の際、絵を直すことは出来てもシナリオまでは変えられないから、『ToHeart2』のアニメ化は致命的な失敗だ。いっそ、OVAで作り直してくれ。

Webラジオ、Radio ToHeart2、#7。アニメイトTV音泉
ゲストは、アニメ版のEDを歌うSuara。
これまでのゲストは声優で、伊藤静(向坂環)にとって面識のある人ばかりだった。Suaraは異ジャンルの人で、最初緊張気味だったものの、専門的な話題をせずに自分のフィールドで勝負したから、後半は盛り上がった。
最大の聞き物は、伊藤による落合祐里香(柚原このみ)の声マネ、「ジャッジング・タ~イム」。落ち合い本人も気付かなかったほど似てる。
流石は七色の声を持つ男、雄二の姉だぜ。

Webラジオ、開運野望神社 3rd Season 第8回。
生天目仁美(十波由真)の年齢ぶっちゃけ話に萌え。
想像してたより年いってたんだな。伊藤との絡みが女の子っぽいのと、本格デビューが割りと最近だったから、もっと若いと思ってた。

11月12日、吉田小南美(姫百合瑠璃)のバンド、アンジュドールのライヴ。HPの日記(11/14)によると、石塚さより(姫百合珊瑚)・中島沙樹(笹森花梨)・落合祐里香・力丸乃りこ(小牧愛佳)も客席に居たとのこと。
力丸落合中島の各日記にそれぞれレポートが。

11月13日、立命館大学 Voice & Animation 研究会の主催による、伊藤静トークイベント「姐さんと乾杯」があった。意外にも伊藤の単独イヴェントは初。
伊藤静応援サイト、静様でいこう!にて、レポート公開。
補足すると、当日の衣裳は白のブラウスにスカート。舞台上で見せるちょっとした仕草が可愛らしかったと報告が。
配布されたパンフレットも、手作りながら伊藤本人の手書き&手描きで書いてあって、ファンには家宝モノだろう。

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ふたつの『女には向かない職業』

以前予告してた、Robert Rodriguez監督作品『シン・シティ』に引用された「コーデリア」の元ネタ、『女には向かない職業』を紹介。

英国の女流ミステリ作家、P.D.Jamesの『女には向かない職業 An Unsuitable Job for a Woman』(´72年)の主人公が22歳のコーデリア・グレイ。
ハヤカワ文庫の巻末の解説で瀬戸川猛資が書いているように、コーデリアと言えばまずはシェイクスピア劇『リア王』の王女の名であり、ジェイムズのコーデリアもシェイクスピア版同様、真摯に健気に事件に立ち向かう。

物語の柱は二本。
ひとつは、共同経営者が自殺したあと、探偵事務所を単独で経営しようと奮闘するコーデリアの物語。
ひとつは、青年の自殺の原因を調査するコーデリアの物語。
調査は一筋縄では行かず、コーデリアは様々な妨害に遭いながら、事件の核心に迫っていく‥‥。
ハードボイルドがかった展開には、まさしく探偵稼業は「女には向かない」と思わせられる。

『女には向かない職業』は、P.D.ジェイムズの初邦訳作品だ。
ジェイムズはこれ以前に、ダルグリッシュ警視が探偵役のシリーズを書いており、ダルグリッシュは『女には』にもゲスト出演している。つまり、『女には』はダルグリッシュ警視シリーズのスピンナウト作品だ。
本流を差し置いて傍流が先に翻訳されたのは、やはり、女の子を主人公にした『女には』の方が、暗く重いダルグリッシュものより一般受けすると判断されたからだろう。
ジェイムズの文章には、読んだ時期が近かったからか、同じ英国の作家、Oscar Wilde(1854~1900年)の『ドリアン・グレイの肖像』と似た印象を受けた。

翻訳は小泉喜美子。小泉は物語の背景をしっかり把握したうえで訳すから、作者の意図を逃がすことはなく、安心して読める。

それで、最初の話題に戻ると、『シン・シティ』で少女、ナンシーが「勇敢な女性の名」としてコーデリアを名乗ったのは、『女には向かない職業』を読んでたんだな、てこと。
助ける者も無く、困難に歯を喰いしばって立ち向かうコーデリアの姿には、確かに勇気づけられる。

さて。
もう1冊は、いしいひさいちの4コマコミック『女には向かない職業』(’97年)だ。
タイトルの「女」には「わたし」とルビが振ってあって、英題は 'An Unsuitable Job for Miss Fujiwara'。
ご存知『ののちゃん』の女教師、藤原先生がミステリ作家に転向する、というストーリイ4コマ。これも『ののちゃん』のスピンナウト作品だ。
舞台は変われど藤原先生は藤原先生で、酒を飲み、だらしなく、男っ気がない。
藤原先生のキャラ×このタイトル、で内容の半分は分かったようなもので、それはいしいのキャラ造型がそれだけしっかりしてるからだよな。4コマでそれだけ存在感のあるキャラクターを作れるのって凄い。

傑作なのが掲載誌で、小説現代、朝日新聞、わんだ~らんど新聞、小学4年生、NECデジタルニュースの各誌。それで発行が東京創元社だもん、狙ってるとしか思えない。

どちらの『女には向かない職業』もお勧めだ。

pdjames

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映画『ブラザーズ・グリム』 ガイディング・アイテム

Terry Gilliam監督の最新作、映画『ブラザーズ・グリム The Brothers Grimm』(05年、米)が公開中。
観賞前に、グリム童話をおさらいしてみよう。

☆赤ずきん
ミステリ作家、北村薫の処女作『空飛ぶ馬』(’89年、東京創元社)所収の中篇、そのものズバリの「赤頭巾」。
ヒロインである「私」が知り合った絵本作家が書いた絵本の「赤頭巾」を元に、ご存知、円紫師匠が作家の心理を推理する。
元の童話がどのようにアレンジされているか、が推理の肝になっている。小品ながら、奥行きは深い。
今、手元に本がないのは、きっと友達に貸したままなんだな。

☆ラプンツェル
吾妻ひでおのコミック『吾妻ひでお童話集』(’96年、ちくま文庫)所収の「ひでお童話集」内の「ラプンツェル」。発表は多分’80年前後。
魔女に攫われて高い塔に閉じ込められたラプンツェルは、髪を伸ばして逃げようとして魔女に切られて、脚を伸ばして逃げようとして魔女に切られて、手を伸ばして逃げようとして魔女に切られて‥‥終いには村上龍の小説『トパーズ』(’92年、角川書店)のラストみたいな姿になる。
そんな場面も、吾妻の頭身の低いキャラで描くと、シュールになり、ギャグになる。

☆かえるの王子様
Peter Gabrielのアルバム『US』(’92年、英)収録の、'Kiss That Frog'。
ゲイブリエルは、80年代後半から90年代初めにかけて、MTVで才気走ったヴィデオクリップと音楽で楽しませてくれた。英国人らしい、笑えないユーモアのセンスが好きだった。'Kiss That Frog'のクリップも、CG以前のデジタル処理で幻想的な世界を表現してたような記憶がうっすらとある。

TVアニメ『ぷちぷりユーシイ』の#13「ロマンス!恋の魔法は突然に」は、「逆かえるの王子様」だよな。
グレンダ かわいいよ グレンダ。

☆眠れる森の美女
高橋葉介のコミック『夢幻紳士 幻想篇』(’05年、早川書房)所収の「眠れる森の美女」。
森の中の枯れ井戸で行われた、とある殺人事件。青年実業家は森でその殺害現場を夢見て巻き込まれそうになったところを、魔実也に「起こされる」。
この『夢幻紳士』は傑作、よくぞこの形で復活させてくれた。ありがとう、高橋葉介、ありがとう、ミステリマガジン。

☆ヘンゼルとグレーテル
とらのあな発のWebラジオ『開運野望神社』3rd Season 第6回の、『なばいと児童文学』のコーナーで「ヘンゼルとグレーテル」がお題だった。もう更新されてて聴けないよ。
これは、パーソナリティの生天目仁美と伊藤静が、よく知られた昔話を改めて説明し直すという趣旨のコーナーで、分からないところを力技でアレンジしてしまうところが面白い。
「強制イベントで魔女に捕まったヘンゼルとグレーテルは」とか、ホントにこいつらゲーム好きだよな。

☆白雪姫
TVアニメ『新白雪姫伝説プリーティア』だよな。
『プリーティア』で最初に思い出すのが子安の演じた運転手、というのはどういうことだろう。あとは、微妙なバランスの顔だとか、石田燿子の歌とか。
どの辺が白雪姫だったのか、いまいちよく分からないが。

以上、これで準備は整った。
上記アイテムをどこで入手するとかいう考えは棚に上げる。

grimm

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ご覧、ヒットタイトルがまたひとつ海に沈む

週刊『ToHeart2』#4。
情報量が処理し切れなくて、毎回書き忘れがある。今回は、ある意味生天目祭り。

まずはアニメ版『ToHeart2』#4「自転車」から片付けよう。
この時点でサイトが3話までしかストーリーが更新されていないところにも、スタッフのやる気のなさが伝わる。
今回のヒロインは由真。
前回も書いたけど、由真を最初からあの姿で出しちゃ駄目だって。ゲーム版でそれを回避する為に払った、演出の苦労が台無しだよ。由真が普段は被るペルソナを、唐突な出会いで貴明の前では着ける暇がなかったこその、フラグ発動ではなかったか?
思うに、監督&脚本は、ゲームをプレイしないでシナリオだけを読んでアニメを作ってるのではないか。あの愛情の伝わらない画面作りからは、そうとしか思えない。
食堂での由真の「どーだ?」のポーズが違うとか、そんな瑣末ごとじゃなしに。

開運野望神社 3rd Season #7。生天目仁美(由真)と伊藤静(タマ姉)。
やっぱり前回の伊藤静のお化け屋敷ネタの反響が。あれはいいものだ。
生天目&伊藤の二人の入浴話に思わず以下略。

生天目仁美のサイト、なばんち
生天目と能登麻美子が大の仲良し、という設定はデフォルトなわけだが、10/31の日記を読もう。そしてコメントの、「伊藤」と「麻美子」の書き込みを読もう。内容からして伊藤は本人、麻美子も偽物じゃあないだろう。

11月3日スタートの、チェンバースレコーズ制作の、生天目仁美のお陽さまとおさんぽ。
野望神社のハイテンションな展開を期待すると、まったりトークに拍子抜け。相方を務めるスパイシーは、佐藤利奈(草壁さん)のネットラジオと共通。

12月1日発売の、りぼん12月号
全プレのりぼんオリジナルドラマCDの、『ラブ・ベリッシュ!』で生天目が主役。俺は買わんよ?

毎週更新を楽しみにしてるRadio ToHeart2。アニメイトTV音泉。落合祐里香(このみ)と伊藤静。収録時間がどんどん長くなっていって、今や1時間近い。
ゲストはルーシー・マリアミソラ役の夏樹リオ。
リオ姉(←確か俺より2コ上)に対して、静様が普段通りのツッコミをできるのか。を期待してたら、ひと回り近く年上のリオ姉に果敢に突撃してくれた。
3人の初恋話に萌えろ。
るーこのキャラソン、途中の語りに笑った。

発売が待たれる『ToHeart2 XRated』
新規搭載されるミニゲームの画面が公開された。
『花組大戦コラムス』みたいなノリだといいな。

2回ばかり紹介するのを忘れてた。
Leafの原画師、ぴめこ&トメ太のサイト、QPchick。ページ下方に、「タマ姉好きに10の質問」あり。
ごめんよタマ姉、俺、最初は雄二エンドだったよ。

ソフトバンクのドリマガ12月号
スタッフインタヴュウ、向坂環&小牧愛佳B2ポスター、向坂環&小牧愛佳全プレテレカ。
甘露絵のポスターにはそそられるものの、ポスターって貼らないなら邪魔なだけで結局捨てちゃうからね。買わない。

メディアワークスの電撃G'sマガジン12月号。表紙はなかむらたけしの姫百合姉妹。
内容は、長くなるので次回にでも。
ところで、リニューアル記念の3号連続『ToHeart2』ピンバッジ。このみ、愛佳、ルーシーと来て、シークレットピンバッジにタマ姉を期待している。でも、原画師ベースで考えると、みつみ、甘露、カワタだから、シークレットはなかむら絵の姫百合姉妹か草壁さんじゃないか、という気がしてきた。

gs12

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タマけがれなく 道けわし

週刊『ToHeart2』#3
先週はアニメ版のタマ姉の余りのへたれっぷりにショックを受けた所為で、色々書き漏らしちゃったよ。

アニメ『ToHeart2』#3「小さなお茶会」

今回は小牧いいんちょ愛佳の当番回。まず、出だしから駄目。ぜーんぜん駄目。
由真をあの格好で登場させちゃいかんだろ。それに、愛佳の前であんな話し方をしません。由真の基本設定はきっちりやってくれないと、後々の展開がおかしくなるだろ。基本を変えちゃ意味がない。
んでも、愛佳と由真のツーショットはゲーム本編では見られないシチュエーションだから、アニメならではのサーヴィスで嬉しい。
愛佳VS図書委員長のエピソードは、アニメオリジナル。ゲーム版より、こっちの展開の方が観てて気持ちいい。
先週だとゲーム版にないタマ姉の私服姿を見れた。タマ姉にしては服のセンスが悪かったけどな。

Radio ToHeart2 #3。アニメイトTV音泉

ゲストは笹森花梨の中の人、中島沙樹。←このサイトを自分で作ってるんだって。頑張るなあ。
伊藤静のツッコミに怯える落合祐里香、笑う中島。中島の喋りは花梨に近い。
静様の「お化け屋敷」の話題は、開運野望神社 3rd Season#6を聴いてれば笑える。
中島沙樹の歌は‥‥元々歌うように作曲された曲じゃないから難しいんだよな?

御形屋はるかのコミック『ToHeart2』 vlo.1(メディアワークス)。のDVD付限定版。

プロモ映像収録DVDの内容は、落合祐里香→伊藤静→力丸乃りこの順に、自分のキャラの感想だの、アニメ版への期待だのをそれぞれ喋る。アニメ雑誌なんかでよくあるやつ。
そのあと、鼎談。やはり仕切るのは静様だ。映像を撮ってるからか、ラジオ版よりは大人しめな内容。
まあ、コミックの付録であんなに暴走したら読者が引くか。
アニメ版の映像もちょっとあるけど、所詮はアニメ版だからな。
全部で約20分。
コミックはまだ読んでません。

そういえば、電撃G'sMagazine11月号。
伊藤静のプロフィールに、「アニメ化されたらやってみたい作品:マンガ『日出処の天子』」。渋い。渋すぎるよ静様。
でも、『日出処の天子』で姉キャラって言うと、布都姫でしょ。あのバカ女はやってもらいたくない。毛人の元気な妹、刀自古なら嵌まるか? 後半の鬱展開も有りで。いっそ、厩戸王子とウホッ!な展開になる淡水でもいいかも。

色々非公式ではネタが上がってきてるけど、公式発表になったら告知、ということで。また来週。

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『蟲師』ってある意味SFだよね?

漆原友紀のコミック『蟲師』。
1998年、アフタヌーン四季賞で大賞を受賞して、アフタヌーンシーズン増刊にて連載開始。同増刊廃刊後は、アフタヌーン本誌に移籍して、只今連載中。
今年10月にアニメ版も放送開始。

ということで、雑誌掲載分の『蟲師』を全部読んでる立場で、感じてることを。アニメ版はまだ観てないのです。

『蟲師』の世界観を特徴づけているのは、「蟲」の存在。蟲は通常は人の目に見えず、蟲が介在することで、環境や人に何がしかの現象が起こる。
その蟲を視る能力を持ち、研究し、問題が起きた場合の対処法を心得ているのが、蟲師。彼らは、人里を訪ね歩きながら蟲について調べ、事件を解決していく。
『蟲師』の主人公、ギンコも蟲師の一人。
基本的に1話完結で、その度毎に舞台は別の共同体へと移される。
時代は、日本史になぞると近世あたりか。「蟲」という現象に対して、科学的なアプローチに限界がある時代。

蟲は、「説明不能の現象に名前と形を与えたもの」という意味では、我々の世界で言う、妖怪と似たものだということができる。強風のあとに手足に裂傷ができたら、それは「かまいたち」の仕業だ、とか。
小松和彦×栗本慎一郎の対談『経済の誕生』(82年)の中で小松は、妖怪の誕生を平安期とし、人の世が都市と村に分かれ、都市と村の間に生まれた闇の部分に妖怪が発生した、と言ってなかったっけ。興味深い考察だ。
「蟲」は、人と自然、生命と非生命の狭間の存在として描かれている。

ギンコの口から説明される蟲は、種類も豊富で、様々な環境の下で人々の生活に干渉してくる。
ある「蟲」の生態が設定され、それが人里にどのような影響をもたらすか、という思考実験を物語にしている点が、優れてSF的な手法だ。
それは例えば、アシモフが「ロボット三原則」を、クラークが「軌道エレベーター」を、ブリンが「知性化」を設定して、シミュレイトした結果を物語にしたのと同じ構造を持つ。
物語の舞台の共同体を訪れるギンコは他者であり、だからこそ観察者たり得る。他の登場人物が和装であるのに対しギンコが洋装、という点にも、ギンコの外部性がさり気なく表現されている。

別に、『蟲師』に無理矢理SF属性を押し付けて、優れた作品にSFのレッテルを貼ることでSFの格上げを意図してるわけじゃなく。SFに特徴的な手法を上手に取り入れることで素晴らしい作品になっていることが、素直に嬉しい。それだけ。
これが、同じくアフタヌーンに連載中の熊倉隆敏のコミック『もっけ』だと、妖怪へのアプローチが違うんだよなあ。あっちはもっと、なんと言うか‥‥なんて言うんだろ? 妖怪を意思疎通の可能な存在として描いてるから。コミュニケイションの物語になってるのかな。

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わかつきめぐみ「トライアングル・プレイス」と梶尾真治

某サイトの買物画像の中に、わかつきめぐみの新刊を発見!
嬉しかったので、そのうち書くつもりだったわかつきネタをやっちまおう。

わかつきめぐみは、デビュー作(でいいのか?)の「ドッグス・ウィーク」(80年)や続く「ぱすてるとーん通信」(81~87年)の初期辺りでは、絵柄とか設定とか、おそらく坂田靖子の影響下にあった。活躍の場は、白泉社系の少女漫画誌。
で、徐々にオリジナリティを獲得していった彼女のターニング・ポイントと位置づけされるべき作品が、短編「トライアングル・プレイス」(84年)だ。40ページの読み切り。

内容:
研究室の事故で妻の真希を亡くした隆行は、淋しさを紛らす為に真希の作ったコンピュータ・プログラム「みゆ」を起動させる。みゆは女性の姿をしたホログラムで、真希の友達として設計され、そのように行動する。
隆行はプログラムに手を加えてみゆの姿を真希に変更するが、みゆ=真希は、隆行のプログラムにない行動パターンをとるようになり‥‥。
隆行と真希の友人、弓弦と久美子と共に迎えるラストは、ハッピーエンドとは言わないものの、悲しみを克服した温かな結末となっている。

細かい点に突っ込ませてもらうと、コミック表紙の折り返しの作品解説には、「コンピューターが意志を持ち始めた」とあり、作中では一貫して「コンピュータ」って表記されてるのね。「コンピューター」と「コンピュータ」。
私見ながら、「コンピューター」からはバビルの塔のコンピューターのような、ピカピカ光ってテープを吐き出すレトロなイメージがあって、それが「コンピュータ」だとOSとかネットとか、現代的なスタイルを想像する。
おそらくは、折り返しの作品解説は編集部が作ったものだろう。編集部には「コンピュータ」に対する拘りがなかったから、「コンピューター」と記した。でも、わかつきには何らかの拘りがあって、「コンピュータ」とした。コンピューターよりコンピュータの方がエライ、ということじゃなくて、そこに拘る姿勢を評価したい、ということ。

ついでに言うと、村上龍の失敗作『超伝導ナイトクラブ』(91年)では「コンピューター」、傑作『5分後の世界』(94年)では「コンピュータ」となっていて、この間に村上の中でコンピュータに対する何らかの意識変化があったと推測される。
あるミステリ評論家(名前失念)は、「ミステリー」と書くと超常現象まで含むことになってしまうので推理モノに対しては「ミステリ」と表記したい、というようなことを書いていた。

さて。
少女漫画特有の1/4スペースでわかつきは、「「トライアングル・プレイス」の雰囲気が梶尾真治作品に似ている」という指摘を受けたと書いている。
その例として、いずれも短編の「美亜へ贈る真珠」と「詩帆が去る夏」を挙げているので、そちらを紹介しよう。

「美亜へ贈る真珠」(71年)は梶尾真治のデビュー作。
機内の時間進行速度を機外の1/85,000にする航時機に乗った恋人、アキの元に通う美亜。美亜は、アキが本当に自分を愛していたのかどうかを疑うが、それを確かめる術はない。
月日は流れ、美亜は年老い、ただ航時機の中のアキだけは歳をとらず‥‥。

古典的なSFガジェット「スローガラス」を応用した、哀しくも美しい1篇。クライマックスの盛り上がりと最後の捻りが秀逸。

「詩帆が去る夏」(78年)。
恋人、詩帆の過去の過失を許すことの出来なかった男は、結局、詩帆を死なせてしまう。
後悔した男は勤め先のクローン研究所で密かに詩帆の卵細胞を培養。詩帆との娘、裕帆として、穢れなき理想の女性として育てる。
かつての詩帆そっくりに成長した裕帆に対し、男はついにある決意をする‥‥。

男が詩帆との思い出を語るモノローグ部分が、映画のモノクローム画像を思わせる雰囲気で、好き。
↑の解説だけ読むとエロ漫画やエロゲによくあるシチュエーションに思われるかも知れないが、男の悔恨と純愛が切々と綴られる、至って真面目な作品。

「トライアングル・プレイス」「美亜へ贈る真珠」「詩帆が去る夏」の3篇に共通するのは、単純にSF作品であるというだけではなく、そのSFガジェットの使い方、作品内での位置によるのではないか。
いずれの作品も、メインは物語であり、SF設定ではない。物語の中の小道具として、SF要素が使用される。科学的な裏付けは明確ではない。梶尾作品では特に、そういった説明を削ぎ落としていって、必要最小限の骨格で物語を成立させる危うさが魅力にもなっている。また、わかつきめぐみが「トライアングル・プレイス」のタイトル・ページに「SF」という文字を入れないよう求めたというのも、物語を読んで欲しい、と願ったからではないか。

3篇とも「柔らかいSF」「曖昧なSF」とも言うべき手触りで(ダリの絵のような、なんていうと却って分かりづらいか)、少女漫画だからこそ表現できたSF世界であり、少女漫画の手法で書いたSFだ。表と裏のような関係の、両者の作品。

ワンダーフェスティバルではディーラー、じゃんぼたにしが、わかつきめぐみ作品の動物キャラを立体化して出品している。嬉しいなあ。
確認したところ、HPはなく、時間があったら作るとのこと。ただ、あの返事の様子からすると余り乗り気じゃなかったような。

wakakaji


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海野螢『少女の異常な愛情』 感想

海野螢の成年コミック『少女の異常な愛情』(03年、松文社)は短編集。

英字タイトルは「Miss Strangelove」。そして書き下ろしの冒頭作品は「又は僕は如何にして心配するのを止めて彼女を・愛する・ようになったか」。
とくれば、Stanley Kubrick監督作品『博士の異常な愛情:または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(Dr.Strangelove)』(64年、英)のタイトルをもじってることは明白だ。Peter Sellers最高!
クーブリックは、何を撮ってもSFになるよな。

以下、簡単に各話感想。

1 上記の作品。兄妹モノ。それで、このタイトル。
2 「鈴鳴通綺譚」 猫少女モノ。主人公の同級生は、前作『風の十二方位』の風太の同級生と同じ。路地の描写が秀逸。
3 「UFOを見た日」 学園祭+UFO。飾り付けをする部長の、制服の隙間から覗く脇腹に萌え。
4 「べとべとさん、さきにおこし」 妖怪モノ。終わり方がシュール。
5 「エディプスの抑圧」 女装男×少女。
6 「ナルシスの変貌」 日焼け少女とダリの絵の中で。海野名義では、これを一番最初に読んだ。
7 「ひたはしる、憂鬱」 体操服少女モノ。
8 「ガラス越しの風景」 ネタバレごめん、ドッペルゲンガーモノ。
9 「でかけるときはわすれずに」 団地のお隣モノ。この短編集で一番好き。というと、俺のショタシチュ好きがバレるか。隣の部屋を左右対称の構造にしてくれるともっと良かった。
10 「フツウ、ノカタチ」 年下の幼馴染みモノ。発表はこっちの方が先だけど、まんま『TH2』のこのみシチュエーション。つまり、王道。

全10篇中、5篇がSF~ファンタジーテイスト。
全編、ヒロインはショートカット且つ貧乳。作者の好みそのまんま。
掲載は、キカスマ誌(現在休刊)01年12月~03年1月。
前作よりも製作に余裕があったのか、さり気なく丁寧にカケアミが使われていて、嬉しい。カケアミってアレだよ、『BSマンガ夜話』のあすなひろしの回で、いしかわじゅんが説明してたでしょ?

海野ネタは、当面4回に分けてぼちぼちやってくつもりだったのが、嬉しいニュースがあったのでペースを速めることになった。やー、楽しみだ。

strangelove画像は、「総統、私は歩けます!」。I ! Can ! Walk !

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TAGRO『変態生理ゼミナール』について書けと言われたような気がする

参考記事

> 90年代末期TAGRO先生と言えば、

たぬきさんがここで言う作品は、TAGRO『変態生理ゼミナール』(04年、大都社)を指すものと思われる。
『変生』は10篇収録。うち前半5篇が「変生シリーズ」、後半5編はそれぞれ独立した読み切り作品となっている。各作品の掲載誌・掲載号の情報が全く記載されていないのが大都社クオリティな訳だが、変生シリーズが掲載されたのはワニマガジン発行の成年コミック誌「快楽天」。なにやら事情があってワニ→大都からの出版となったようだ。
セックスシーンはあるけど、成年指定ではない。

全作品に言及すると長くなるので、変生シリーズに絞って進める。
舞台は、とある大学の変態生理学研究ゼミ。担当は飯野(メシヤ)教授で、長髪に強面の風貌はどこか、マルチメディアグランプリ通産大臣賞を受賞したゲームクリエイターに似ている。ゼミ生の小麦はノーマルな外見ながら一流の変態。1コ下の松隆奈々子はノーマルな生活を送っていたところを、ゼミや小麦との交流を通して徐々に己が内に潜む変態に目覚めていく。
シリーズとは言うものの、最初が小麦と松隆の卒業、中3篇はゼミの飲み会とかレポート提出とか、最後が小麦と松隆の出会い、と脈略はない。

内容はというと、小麦が中間尿入りの紅茶やザーメン入りのシュークリームを松隆に食べさせたり、松隆がお礼に径血ゼリーを作ったり、ハナクソの好きなゼミの美女、水越さんとか、水越さんのプライヴェイトセックスヴィデオを見てオナニーする自分を撮る松隆、電車で精液ぶっかけを企図する小麦。そんな感じ。いやホントに。

TAGROの絵柄は、唐沢なをき似、今で言うと『ひぐらしのなく頃に』のキャラが近いか、という可愛らしいキャラクターで、それが上記のような変態性豊かな行動をとるから、そのギャップが面白い。
ギャップが面白いってんなら、唐沢弟も『ひぐらし』もそうか。リアルな絵であの作風、あの内容だったら、引くよなあ。

No.1~4までは変態行為を題材にしたギャグ漫画。
最後に唐突にテーマらしきものが飯野教授の口から語られる。
曰く、「変態は潜在的欲望の偽りなき解放者」「変態行為というものは無個性化する世の中に対して誰もが抱えている抑圧されたオリジナリティの発露」「よって誰もが変態たりうる」。云々。
まあ、周りに迷惑をかけない範囲の変態の方が、ノーマルな犯罪者よりはマシなわけだし。

ということで、エロを期待すると肩透かしを食うけれども、性を題材としたギャグ漫画とすれば面白い。
大体、ギャグとエロとグロって、それぞれ重なり合う領域があるでしょ?
TAGROとか道満晴明とか好きだけど、彼らが一番面白いエロ雑誌、というのは問題があるだろう。本来の機能的に。

hensei

ゼリーは市販でいいものがなかったので、自宅にあったゼリーの素で自作。隠し味はナイショ。

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サンシャインクリエイション29に行ってきた

9月18日、サンシャインクリエイション29に行ってきた。

世間では三連休だったかも知れんが、俺は全出勤。しかも代休の取れる宛ても無し。
やってられっかあ! ということで、相手先には時間を夕方にしてもらって、ストレス解消気味に一般参加。

あれこれ片付けて、池袋の会場に着いたのが昼前。前回参加時は、昼過ぎ到着でカタログは完売、入場フリーになっていた。今回は、人出は前回より多かったように感じられたのに、昼を過ぎてもカタログが残っていた。

出掛ける前に簡単にサークルチェックをして、メモ用紙に卓番だけを暗号のように3つ書きなぐって準備した。あとはローラー作戦で4つの会場を歩き回る。
例の如くタマメインで、今回はそれに加えて由真もターゲットに入れていたのだけれども、コレといったものに出会えず、結局、

タマ姉×6、『極上』×1

という成果。

『極上生徒会』はさ、つまらなくなるギリギリ一歩手前で踏み止まってて、そこが面白い。
『アクエリオン』は逆に、面白くなる一歩手前で足踏みして、結果、どーでもよくなってる。
説明が難しいな。

ともかく、1時間半ほどでひと通り見て回って、撤収。仕事があるからな。

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海野螢『風の十二方位』 感想

海野蛍の成年コミック『風の十二方位』(2003年、FOX出版)。エロ漫画にしては珍しく、全12話の連載作品。

吸血鬼がいて、彼/女らは人間のDNAを含む体液を吸収することで生存している。エロなので、この場合もっぱら体液=精液だ。吸われた人間は消滅し、「あっちの世界=オメラス」へ送られる。そういう世界設定。
主人公・フータが住む町に吸血鬼の娘・パスカルが現れ、彼女の行動によって町では失踪事件が続発する。フータはパスカルと知り合い、パスカルが人を吸わないことを願う。パスカルはフータの希望に応えるが‥‥。

SFファンなら周知の通り、『風の十二方位 The Wind's Twelve Quarters』は1975年出版のUrsula K.Le Guinの短編集のタイトル。邦訳は、ハヤカワ書房から1980年刊。
短編集中で最も印象的な作品が、ヒューゴー賞受賞作の「オメラスから歩み去る人々 The ones who walk away from Omelas」(1973年)。一人の犠牲によって支えられたユートピア・オメラスと、そこに住む人々を描いた作品だ。
ル・グィンてのは俺の中で、いまいち立ち位置のはっきりしない作家でなあ。お気に入りは、短編「シュレディンガーの猫」。

海野版『風の十二方位』では、オメラスという単語がなくても、人の犠牲を糧に生きる吸血鬼、という設定で「オメラスから歩み去る人々」を連想できる。ル・グィン版を知らなくても、もちろん楽しめるけどね。
不死の存在=種として停滞した吸血鬼であるパスカルは、種としての変化を望んで吸血行為を止め、つまり「オメラスから歩み去る」。その結末や如何に。

フータは、パスカルとの出会いを通して壁にぶつかり、自分の限界に気付く。そしてパスカルとの淡い恋。
これってジュヴナイルじゃん。成年コミックなのに!
エロ漫画にしとくのは勿体ない、と思いつつも、エロがあれば何でもアリ、のエロ漫画だからこそ可能だったとも思う。
要望を言えば、フータの三つ編みお姉ちゃんのHシーンがあれば良かった。
P214~219の流れがお気に入り。

海野蛍はHPにあるようにショートカット貧乳作家で、長髪巨乳属性の俺とは本来相容れない作風なのだけれども、SFネタだし、コマ割りは少女漫画風だし、廃れつつある技法・カケアミを使ってくれるし、無視できない存在なのだよ。

wind12画像は、『風の十二方位』の2ショット。ル・グィン版を押入の段ボール箱の中から捜索して汗掻いた。

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相田裕『Gunslinger Girl』 #30 蛇足

『苺ましまろ』フィギュアに釣られてコミック誌電撃大王を買ってる。

連載作品の相田裕『Gunslinger Girl』第30話「Reincarnation」では、福祉公社は義体の2期生選びを始めた。
2期生の最初の素体として選ばれたのが、ロシア生まれのバレエ・ダンサー、ペトルーシュカ。バレエの道を断たれた彼女は、絶望して投身自殺を図ったところを公社に拾われた。

さて。
「ロシア」「バレエ」「ペトルーシュカ」と来れば、ロシアの大作曲家・Igor Stravinskyが作曲したバレエ音楽『ペトルーシュカ』を連想せずにいられない。
バレエ『ペトルーシュカ』は、謝肉祭が舞台。人形遣いがペトルーシュカ、踊り子、ムーア人の3つの人形に命を吹き込むと、3体は三角関係に陥り、ペトルーシュカはムーア人に殺されてしまう。驚く観衆に人形遣いは、これは人形だから、とペトルーシュカの死体を引き取っていく。という話。
ブラッドベリ風?
この物語が『ガンスリ』にどのように反映されるかが目下の関心だ。

ストラヴィンスキーの遺した三大バレエ音楽の中で、『ペトルーシュカ』(1911年)は真ん中に位置する作品。前後の『火の鳥』(1910年)『春の祭典』(1913年)が躍動感があり、壮大な曲想を持つことに比べると、『ペトルーシュカ』は地味で、どうにもつかみ所がない。そう思っていた。Pierre Boulez指揮の版を聴くまでは。

ブーレーズがThe Cleveland Orchestraの演奏で『Petrouchka』を(再)録音したのは1991年。この時ブーレーズ&クリーヴランド管弦楽団が録音したストラヴィンスキーの三大バレエ音楽は、クラシック・ファンを大いに喜ばせた。
ブーレーズによる楽曲要素の解体と再構築は、それまで俺が『ペトルーシュカ』に抱いていた曖昧な印象を吹き飛ばし、一気に好きなクラシック曲のひとつに格上げさせた。指揮者によって、こうも楽曲が変わるものなのか。そしてブーレーズの要求に見事に応えた、クリーヴランド管弦楽団の透明感のある演奏!

ブーレーズの曲解釈には、例えばScritti PolittiのGreen Gartsideや大滝詠一の編曲と同様のセンスを感じる。ポスト構造主義的、と言っちゃうと、ぶっ飛びすぎか?
ブーレーズと言えば、ワーグナーの歌劇『パルジファル』を探してるんだけど、なかなか手に入らない。うーん。

gunsuli画像は、件のブーレーズ版『ペトルーシュカ』とヘンリエッタPinky。

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PCゲーム『ロケットの夏』カウントダウン

承前。←って今年の2月に書いた記事だよ。

月面基地前によるPCゲーム『ロケットの夏』のリニューアル販売がいよいよ目前に迫った。
ここで見るべきは、通信販売特典の豪華ゲストイラスト集。本当に豪華だ!

あさりよしとお! ↑の記事で名前を出してたら、ホントに繋がった!
加藤直之! あの機動歩兵の生みの親だ!もちろんイラストで、の意なりよ。
鶴田謙二! コミック『Spirit of Wonder』の作者だ! 最近は仕事してるのか?
鳴子ハナハル! エロの人だ! 昨年発売予定の初単行本はどうなった?
白亜右月! 『魔法少女アイ』の人だもの、エロの人だ! サムラ‥‥まあいいや。
星野之宣! 『ベム・ハンター』の人だ、SFだ! MLに誘われてるのにまだ入ってなくてスミマセン。
松本規之! エロの人だ! コミケでは偏った動きをしてたから行けなかったよ。

という訳で、SFかつエロの同志よ! 通販受付の開始を待とうじゃないか!

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映画『逆境ナイン』感想

8月1日映画の日、池袋シネマサンシャイン映画『逆境ナイン』を観た。

原作は、無駄に熱い作家・島本和彦。『風の戦士ダン』(原作:雁屋哲、1982~1986)以来の島本ファンとしては感慨深い映画化だ。
『逆境ナイン』は1989年から2年間、今は亡き『少年キャプテン』に掲載された。キャプテンはさー、ホントいい作品が集まってたんだよ。どうして潰しちゃうかなあ。

この映画の内容を説明するのは無駄というものだ。
島本和彦が野球漫画を描いたらこうなった、それが全て。
バカバカしいまでの熱血原作をスタッフがきちんと理解して、バカバカしい映画に仕上げてくれた。
監督は羽住英一郎。本広克行らを擁するRobot映画部に属している。

主役の不屈闘志は玉山鉄二。ガオレンジャーのガオシルバーを演じた役者。燃える主人公を演じるには、力不足だったか。サッカー部キャプテンやライバル校の主将、ピッチャー返しのバッターなど、脇がいい味を出していただけに、浮いた印象で、残念だった。俺の島本主人公キャラのイメージと合ってなかっただけかもしれない。
ヒロインの堀北真希は、熱血主人公に冷静に突っ込む島本ヒロインの役割を好演した。あと、背筋をピンと伸ばした、姿勢の良さが気に入った。
ココリコ田中直樹は、キャスティングを見て想像した通りの演技で、これがまた作品にピッタリ嵌まっていた。これはキャスティングの勝利だ。
藤岡弘は、これ以外の演技を求めても無駄だしな‥‥。藤岡が二の線で活躍するようになったのは、とんねるずによる藤岡の再発見があったからだということを忘れてはいけない。

今頃こんなことを言っても時期的に遅いけど、全体として面白かった。こんなことフツーありえないだろ、という展開を、ギャグとして抵抗なく受け入れさせてくれた。邦画のコメディ映画としては成功だ。
劇場内にいた小供から大人まで、みんな声出して笑って観てた。
テーマソングが岡村孝子、というのも、どことなく島本作品っぽくて○。

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Let me know when you're ready.

We're ready.

コミケのサークルチェック終了。

登録してる漫画~同人サイト220以上と、過去に買った同人誌で気に入ったサークルをチェック。新刊情報で気に入ったもの=『ToHeart2』新作中心でリストアップしてったら、3日間で54サークル。しかも3日目が46サークル。
無理無理。

本とは別の時期に夏休みとる予定だったんだけど、面倒な仕事が入って抜けられそうになかったから、コミケ休みにしちゃったよ。

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『今日のブログ 明日のグラブロ』一周年企画

ともえさんの今日のブログ明日のグラブロが、昨年3月20日にスタートして一周年ということで、おめでとうございます。
3月20日といえば、『ToHeart2』暦でタマ姉登場の記念すべき日でもあるわけで。

それで、一周年記念に「あなたのオススメ漫画教えてください。読むから」を企画してるので、参加する。
エロはNGと言われたので、全年齢対象のネタならこっちに書こう。

ともえさんの読んでなさそうなお勧め、ということで選んだ3冊は、
1.秋里和国『TOMOI』(小学館文庫)
 掲載誌はプチフラワー(現・フラワーズ)。80年代半ばに連載されていた『眠れる森の美男』と『TOMOI』の友井シリーズの2in1。
 青年医師・友井がゲイに目覚め、行き着く先は‥‥。コメディタッチで始まりながら、とんでもないところに見事に着地を決めた、傑作。
2.萩尾望都『銀の三角』(白泉社文庫)
 掲載誌はSFマガジン。80年代初頭に連載された。萩尾はSF要素を積極的に少女漫画の世界に持ち込んだ作家で、その集大成がこれ。少女漫画とか何とか、余計な説明が要らないほど立派なSF。このヒトはホント、物語を的確に描写する。しかもラグトーリンに萌え。
3.佐藤史生『夢見る惑星』(小学館文庫・全4巻)
 掲載誌はプチフラワー。80年に連載開始。
 古代地球を舞台にした、王国の権謀術策、恐竜、超能力、舞姫‥‥様々な要素が、印象的な台詞回しでひとつの物語に紡がれていく。イリスとシリンの恋物語に萌え~。
 佐藤作品は、10年かけて全部集めた。大ファンです。

以上、古書店でもちょくちょく見かけるから入手困難というほどでもないけど、ともえさんが読むなら今度持ってくよ。

ペーパームーンコミックとかセブンティーンコミックを出さないのが俺の優しさ。

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吾妻ひでお『失踪日記』

吾妻ひでおの新刊『失踪日記』がイーストプレスより発売された。
まだ買ってない。買ってないけど、記事にせずにはおれんのじゃあっ!

吾妻ひでおその人についてはウィキペディアの記事を参照してもらいたい。
本書は、あじましでお(こう書いた方がしっくりくる)が人気絶頂の時期に突然失踪したという実話を元にした作品ということで、永島慎二にもそんな作品あったかなあ。
あじまは一時期、漫画家を辞めて東○ガスに就職していたともいうし、漫画のリング外のところでも話題に事欠かない作家で、『失踪日記』ではその一端が伺えそう。

↑のイーストプレスのページで作品紹介をしてる菊地成孔は、アニメ『月詠』挿入歌「波のトリコになるように」(名曲!最近、かかんないな)の作曲者。
巻末には、あじま×とり・みきの対談が収録されてて、80年代チャンピオンを読んだ者の期待を煽る。
当時のチャンピオンはメーター振り切ってたからな。内山亜紀とか。

あじま作品は、リアルタイムで読んだ『ふたりと5人』とか『ななこSOS』は、当時ピンと来なかった。今読んだら印象違うかな。『やけくそ天使』は読み直したら面白かったし。
あとで復刻とか古本で読んだ「夜の魚」『不条理日記』「(『童話集』の中の)どんぐりと山猫」とか、好き。
他の作家で代替できない魅力がある。

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マンガの肉

被TB先を辿っていったら、面白い店を紹介していた。
暖・包(ヤンパオ)
惜しいことに、京都の店だ。

画像にある通り、漫画に出てくるような骨の飛び出た肉、を呼び物にしている。
こういう漫画ネタをメニューに載せて売り物にできるっていうのは、喜んでいいのか悲しんでいいのか。
メイド喫茶よりは健全か。

肝心の肉は、んー、ちょっとイメージが違うかなあ。
もっとこんもりと、ボンレスみたいな肉なんだよなあ。

その昔、吉田戦車の漫画(『伝染るんです』だったと思う)で、「漫画の肉が食べたかったよねー!」「そう、これこれ」っていうネタがあった。

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岩原裕二『地球美紗樹』

岩原裕二のコミック『地球美紗樹』の感想。

主人公の女子中学生・牧島美紗樹は、曽祖父・鵬博士の遺産を相続して北海道の穂幌町に引越してくる。
穂幌湖で偶然出会った首長竜は、美紗樹に口づけすると人間の少年(ニオ)の姿に変身した。
一方、財閥令嬢・浅井篤子は誘拐され、身代金を奪った犯人グループは、セスナで逃走中、冬の穂幌町に墜落してしまう。
この二つの物語が交錯して、鵬博士の過去の研究を巡る事件へと発展して‥‥という作品。

岩原裕二は話作りの上手い作家で、美紗樹と篤子、それぞれを取り囲む人間関係をきちんと描きつつ、スリルとサスペンスで物語は進む。
恐竜が人間に変身、なんていうとファンタジー物かと思われそうだけど、若干無理目ながら、それなりに科学的に説明される。納得できないことはなくもない。
「変身」部分を大目に見て、ニオにまつわる謎の探求劇を楽しむのが正解。

終盤、駆け足になって、畳んだ風呂敷から伏線がこぼれてる部分もあるけど、これは掲載誌のエースネクストが廃刊になったから、と聞いた。
連載は01年1月から02年5月まで、全17話。

エロはもとより、エッチもない。軽いサーヴィスがある程度。それを期待するのは筋違い。
でも鈴は可愛いよな。美紗樹の母さんとか葵さんもアリだ。篤子様はだんだん可愛くなってくる。

岩原は北海道出身。
穂幌町は勿論架空の町で、穂幌湖は支笏湖をイメージしてるらしい。
現在コミックビームで連載中の『いばらの王』は、もっとアクション多目で、もっと説明の苦しい娯楽作品になっている。そろそろ終わりかな。

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はじめ人間ギャートルズ 原始的コレクション

タカラより、「はじめ人間ギャートルズ 原始的コレクション」が発売された。
店頭での販売価格は315円。

棚で商品を見て、思わず笑って、こんなもんどれだけ売れるんだよ、と手にとってみて、やっぱり欲しいかも、と思い直した。買わなかったけど。
全5種で、各キャラ+お馴染みのアイテム付き、さらに付属のパーツを5種集めるとマンモスが完成するという、憎い内容になってる。

し・か・し!
おっぱい丸出しのかーちゃんがいないよ!
マンモスの肉がないよ!

第2弾‥‥はないだろうな、やっぱり。

でも、園山俊二作品が立体化されるなら、谷岡ヤスジのバター犬とか「アサー!」とか、横山まさみちの(以下略)

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『ガンダム』と『プラネテス』

キプロス王国 : 富野作品における地球のイメージの変遷を読んで、最近自分でも考えてたことがあったので、書いてみる。

おぞんさんが書いてるように、富野ガンダムでは「地球と宇宙」の二項対立があって、そこに戦争が起こる。
色々形を変えても、「地球エリートvs宇宙開拓民」という図式が根底にあると見ていいんじゃないかな。そこを基点としながらも、「地球の重力の呪縛を逃れた者にニュータイプへの道が拓かれる」という観念があって。

一方、21世紀に描かれた幸村誠のSFコミック(及びそのアニメ化)『プラネテス』では、主人公・ハチは、ある事件をきっかけに「地球は宇宙の一部」であり、「自分もまた宇宙の一部」である、との認識を得る。
ハチの考え方は、宇宙=universeをuni =1と見ている訳だ。

俺は、ハチの宇宙観の方が、「地球-宇宙」の二元論を脱却できてない自称ニュータイプどもより進んでると思う。
しかも、『ガンダム』では、ニュータイプ同士さえ分かり合えてないしな。ニュータイプって、結局、戦争以外に取り柄がなかったんじゃ?
『プラネテス』にも『ガンダム』同様、「地球エリート」が出てくるけどね。

この宇宙観の相違が、原作者である富野と幸村の資質の違い、世代とか個性とかに拠るものかどうかは分からない。もちろん作品が製作された時代も違う。
でも『ガンダム』は、進んだSF設定を提示しておきながら、後のシリーズではそれを発展させることがなかったという点で、非常に残念な作品になってしまった。

同じサンライズ作品でありながら、『プラネテス』のコンセプトデザインを手掛けた小倉信也の解説を読むと、感動するもの。
フォンブラウン号とか国際軌道宇宙港では、トルク相殺の為に遠心式重力発生スペースが二重反転式になっててさ。この設定が作品内で活かし切れてなかったのが惜しい。

まあ、『プラネテス』を経た目で見ると、コロニーを落としたり軌道上でドンパチやったりしたらデブリがえらいことになるだろうなとか、アクシズ落としに失敗してもケスラーシンドロームで地球は宇宙への門を閉ざされたのではないかとか、余計なことまで考えてしまうのだけれどもね。
それを言っちゃあ興醒めだよね。

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ハガレンスイング:ロイ・マスタング

紹介を忘れてた。
1月12日発売の月刊少年ガンガン2月号の付録は、ハガレンスイングの第5弾、ロイ・マスタングver.だ。
付録付きでも500円というのは凄い。(内容はともあれ)あの厚さで。

でもマスタングだから買わない。
アイちゃんだったら買ってたと思う。アームストロングだったら、迷った挙句買ってただろう。
いっそニーナとかシェスカとか出してくれたら!

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『夢幻紳士 幻想篇』最終回

早川書房刊ミステリマガジンに掲載されてた高橋葉介『夢幻紳士 幻想篇』が、12月25日発売の2月号で最終回(=第11回)を迎えた。

この「幻想篇」は、活劇調の少年版よりは、情緒たっぷりのホラーが味わえる「怪奇篇」(徳間)に近い作風で、とても嬉しかった。
夢幻魔実也の流し目の色っぽいこと! まさに妖艶!
大正~昭和初期を舞台とした怪奇と幻想の物語は、江戸川乱歩直系のものだと言いたい。

Wチャンピオンでの一連の連載が悪かったとは言わないけれども、ミステリマガジン版『夢幻紳士』を読んでしまうと、やはりこちらが「本物」だと思ってしまう。
この最終回でも、極上の葉介節が味わえる。未読の人には、書店で探して、是非一読してもらいたい。

しかし、魔実也ファンよ、悲しむことはない。3月号からは、「逢魔篇」が始まるのだから。
あとは、『幻想篇』が単行本にまとまるのを待つのみ♪

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スク水会長

Yoshiさんが昨冬のWFで発表した『げんしけん』(の作中作『くじびきアンバランス』)の律子・キューベル・ケッテンクラートのキット、「スク水会長」。
原作者の木尾士目が絶賛してたから、昨夏のWFで同作を見たとき、アニメ化の勢いに乗せて「完成品の発売もあるかもね」なんてツレと話してたら、ホントになった。
まあ、イヴェント販売ならともかく、一般販売するならこれ以上タイミングを遅らせると辛いよな。

↑の画像はYoshiさんのキット版で、とらのあな版がどこまで再現できるかが問題。とらの立体ものはなあ‥‥余りいい思い出が‥‥。

そういうわけなので、Yoshiさんと会長に属性のある人は、覚悟して予算確保しておくよーに。今春だよ。

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モリビト2号

綱島志朗のコミック『JINKI : Extend』。
アニメ版の放送も始まって、録画しただけでまだ観てないけど、ウェブでの評判も(パンツ込みで)上々のようで何より。単に、同時期に始まった他のアニメ作品のレヴェルが低いだけかもしれないけどさ。

海洋堂から山口勝久原型のアクションフィギュアが発売されたのは2002年秋。
当時まだ『JINKI』の頃に企画が立って、『Extend』になって販売された。
当然、アニメ化の話なんてまだなくて、知名度も低く、商品化するならもっと一般受けするタイトルを選べばいいのに、趣味優先で商品を作ってしまえるところが海洋堂の強みだな。
原型師の趣味を優先させてる。

↑のギャラリーでも可動っぷりは伝わるけど、このサイトの方が堪能できる。

現在は在庫切れながら、抜け目のない海洋堂のこったから、アニメ化に便乗して再販されるんじゃないかな。
抜け目がない割りに微妙に時期を外すのもまた海洋堂だから、放送期間中に再販されるかどうかは分からない。
いや、案外、可動部分を作り直してる最中だったりしてな。

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